今回は2011年9月の長野旅行の二日目になります。
一日目同様、二日目の観光紹介も二回に分け、今回の長野県3では二日目の午前中の観光をご紹介いたします。
国宝5城のひとつ松本城
松本城とは
松本城は長野県松本市にあるお城です。
安土桃山時代末期から江戸時代初期に建造され、五重六階の天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されています。
かつては深志城と呼ばれ、武田信玄が統治していた時期もあり、武田の滅亡、本能寺の変を経てのちの城主の笠原貞慶によって松本城と名前が改められ、1590年は石川数正が城主となり、城郭・城下町の整備や拡張を執り行いました。
黒と白のコントラストの外装が特徴で、場内は内堀の周りをゆっくり散歩でき、黒門から場内への有料エリアになります。また近くには松本市立博物館があります。
松本城の施設情報
施設名 | 国宝松本城(こくほうまつもとじょう) |
所在地 | 長野県松本市丸の内4番1号 |
電話番号 | 0263-32-2902 |
営業時間 | 午前8時30分~午後5時(時期により異なります) |
松本城の入場料金
<個人>
大人:610円
小・中学生:300円
<団体>(20名~99名)
大人:550円
小・中学生:270円
※施設情報、金額は全て2019年10月現在です
他のお城は城内に入る場合がほとんどですが、松本城はこの黒門手前で料金を払います。
松本城内は六階建てで階段も急なので、この近くのベンチで飲み物を飲んで休憩しておくことをおすすめします。
それでは中に入ります!
こちらは二階の部展示スペースです。
ただ階段は高さがあるわりに足場の幅も狭いため、かならず手すりを握ってゆっくりのぼりましょう。
なお四階から五階へは最も急な61度の階段で梯子を登る感覚に近いので本当に注意が必要です。
混雑や急な階段が続いたのでここに来るまでに結構体力を使います(苦笑)。
実際に敷地の入り口から黒門までもわりと歩いたので、混雑具合にもよりますがこの最上階に辿り着くまで一時間くらいかかりました。
松本城は私が今まで見てきたお城の中で大阪城や姫路城に匹敵する立派で見応えのあるお城でした。
ただ、場内から城までの距離や階段が本当に大変なので体調は万全にしておくことをおすすめします。
日本最古の小学校・旧開智学校校舎へ
お城から徒歩で5分ほどの距離です。
旧開智学校とは
旧開智学校は1873年に開校された日本最古の小学校です。
松本市中央に建てられ、その後、同市開智に移築された明治初期の擬洋風建築の校舎で文明開化時代の小学校建築を代表する建物として知られています。
木造2階建の逆L字型の建物構成で30余室の教室棟があります。
設備施工は松本の大工棟梁である立石清重が手掛け、巨額な工事費のうち、およそ7割が松本町全住民の寄附によるものです。
旧開智学校の施設情報
施設名 | 旧開智学校校舎(きゅうかいちがっこうこうしゃ) |
所在地 | 長野県松本市開智2-4-12 |
電話番号 | 0263-32-5725 |
営業時間 | 午前9時00分~午後5時(入館は4時30分まで) |
旧開智学校の入場料金
<個人>
大人(高校生以上):400円
小人(中学生以下):200円
<団体>(30名以上)
大人(高校生以上):300円
小人(中学生以下):150円
※施設情報、金額は全て2019年10月現在です
当たり前ですが小学校なので机や椅子がすごく小さいです。
机の手前部分を持ち上げると中が開き、教科書などをしまうことができます。
なかなか見れない貴重な当時の校舎や資料などがありますので、松本城と一緒に訪れてみて下さい!
この旧開智学校の見学を終えた頃が二日目のお昼くらいになります。
この後、午後の観光はラストとなる「長野県4」でご紹介させていただきます!
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