今回は2016年4月富山旅行の2日目の午後の観光内容をご紹介させていただきます。
午前中、高岡市を観光してから富山駅に戻って昼飯に富山ラーメンを食べました。
そして午後は富山市内から旅行を再開したいと思います。
復元された富山城へ
富山駅に戻って昼食後、今度はこの旅初の路面電車に乗ることにしました。
随分移動してるようですか、この時はまだお昼の12時20分ごろでした。
路面電車は富山駅を中心に近郊に乗せて行ってくれます。次の目的地は国際会議場前です。
路面電車なんてなかなか乗る機会がないので乗れるだけでワクワクしますね!!
国際会議場前停留所を降りてすぐ近くの富山市郷土博物館(富山城)がある富山城址公園に着きました。
富山市郷土博物館(富山城)とは
富山城址公園内にある公立博物館で同じ公園内にある佐藤記念美術館と同じ運営で行っています。
富山城は1543年に新川郡進行をもくろむ神保長職が神通川東岸の安住郷に家臣の水越勝重に命じて築城され、その様相は神通川が城の防御に利用でき、水に浮いてるように見えるところから「浮城」の異名がありました。
その後は飛越地震で被災し廃城となり解体されましたが、1954年の富山産業大博覧会のパビリオンの一つとして鉄筋コンクリート構造で建てられ、同年11月に郷土博物館として開館されました。
富山市郷土博物館の施設情報
施設名 | 富山市郷土博物館(とやましきょうどはくぶつかん) |
所在地 | 富山市本丸1-62 |
電話番号 | 076-432-7911 |
営業時間 | 9時~午後5時(入館は4時30分まで ) |
富山市郷土博物館の入場料金
<個人>
大人:210円
高校生以下:無料
<団体>(20名以上)
大人:160円
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉手帳をお持ちの方と介助者は無料です。
受付で手帳をご提示ください。(介助者は手帳をお持ちの方1名につき1名まで)
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
公園内にはサラリーマン風の人々の姿も見かけました。ちょっとした憩いの場でもあるようです。
他県の城がある観光地と違って、市内のビルに囲まれた公園内なので敷地はそこまで広くはありませんが、庭園があったりと通りがかりの人でもフラッと寄って息抜きできそうな環境です。
そしてこちらが博物館を兼ねて復興された富山城です。
イベントで復興された鉄筋コンクリート造りなので従来の年季の入った歴史を感じさせる城とあからさまに質感が異なるのは否めません。
それでも中は博物館となっているので400年以上ある富山城の歴史や文化に触れ、理解を深めることができます。
そして天守展望台では富山市内を眺めることができます。
お城の天守から見れる景色というのはだいたいが丘の上とか高台からになりますが、市内を見渡すというのも一味違った景色ですね。
こちらは公園内に併設されている佐藤記念美術館です。
富山県出身の実業家であり茶人でもあった佐藤助九郎氏によって開館されました。
館内には展示品のほかに茶室が移築されています。
佐藤記念美術館の施設情報
施設名 | 佐藤記念美術館(さとうきねんびじゅつかん) |
所在地 | 富山市本丸1-33 |
電話番号 | 076-432-9031 |
営業時間 | 9時~午後5時(入館は4時30分まで ) |
佐藤記念美術館の入場料金
<個人>
大人:210円
高校生以下:無料
<団体>(20名以上)
大人:160円
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉手帳をお持ちの方と介助者は無料です。
受付で手帳をご提示ください。(介助者は手帳をお持ちの方1名につき1名まで)
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
富山旅行の最後に温泉を求めて宇奈月温泉へ
富山城址公園を後にし、時計を見ると14時前。
まだ帰りの新幹線までには余裕があったので富山市内から近い観光場所を2、3カ所観光するかとも考えてたのですが…。
遠出して黒部ダムにいくには時間が微妙だったのと、この日が本当に何カ所も歩き回って今までの旅行ではトップクラスに疲労がたまっていたので、もう一つ候補に決めえた宇奈月温泉で温泉に浸かって富山旅行の最後を締めたい、と思うようになりました。
一度富山駅へ戻り、あいの風とやま鉄道から富山地方鉄道本線に乗り換え約1時間30分。
15時半ごろ、ついに宇奈月温泉駅に到着!電車に乗ってる時間が長かったので体力はいくらか回復してました。
宇奈月温泉とは
宇奈月温泉は1923年に開湯され近くには旅館や立ち寄り湯などが並ぶ温泉地です。
また黒部峡谷を走るトロッコ列車の玄関口でもあります。
宇奈月温泉の施設情報
施設名 | 宇奈月温泉(うなづきおんせん) |
所在地 | 富山県黒部市宇奈月温泉(宇奈月温泉駅) |
電話番号 |
やっぱり温泉に入るのが旅行の醍醐味ですね。それに温泉街の雰囲気が大好きなんです。
温泉街だけあって旅館やホテルなどの宿泊施設も多くみかけます。
ここの某ホテルの立ち寄り湯に入りたいと思います。この日はとにかくあちこち歩き回ってたので足の疲れはかなりありました。
念願だった温泉に入って旅の疲れを癒しました!!人がだーれもいなかったのでかなり落ち着いてリラックスできました。
窓から見える眺めも良くて最高です!
温泉を出て目標を達成できて安心し、帰りの電車の時間までしばらく辺りを散歩します。
宇奈月温泉は黒部峡谷を走るトロッコ列車の玄関口でもあります。
ここがトロッコ列車の駅になります。
本当はメチャクチャトロッコ列車に乗って黒部峡谷の景色を満喫したかったです!
ただ、今回の富山旅行は決めてた観光スポットの位置関係上、断念することにしました。
列車の窓から見る景色が好きな自分にとっては黒部峡谷はかなり人気があったので気になってたのは確かです。
最後にちょっと未練が残ってしまいましたが次回の富山旅行の目標として今回は帰ることにしました。
結局、宇奈月温泉には温泉に入るだけのために往復3時間以上かけたわけですが全く悔いはありません。
電車の形をしたユニークなベンチも見れましたし。
そして富山駅へと戻ります。
移動にかけた時間の分、窓から見える素晴らしい景色を長時間見れたのも十分すぎる収穫でした。
そして富山駅に到着。ついに富山県ともお別れがきました。あとは新幹線に乗って東京に帰るだけです。
思えばこの日は一日で随分色んな場所に行ったせいかすごく時間が長く感じました。
帰りに新幹線で鱒ずしを食べました。
昔、富山に住んでいた叔父が家に遊びに来るとお土産に鱒ずしをよくくれました。
引っ越しをされてからはあまり食べる機会がなかったのですが、久しぶりに食べた鱒ずしは激ウマ!!でした。
大人になるにつれて寿司でも酸味のあるしめさばにはまったのもあってか鱒ずしは富山県の料理というのもあり、その美味しさが際立ち、食べ終わった後でももっともっと食べたい!!!という気持ちが残ってました。
あと家族へのお土産に買ったほたるいかの黒スミの塩辛は最高の塩辛です!
一口で食べられるほたるいかのやわらかい食感とほどよい塩加減の黒スミの味が絶妙です。そして歯も汚れます。
東京でもどこかに売ってないもんでしょうか??
黒いスープの富山ラーメンもいただきましたが、富山は美味しいものがたくさんありましたね!
富山旅行の感想
富山県へ旅行する前は失礼ながら合掌造りの集落と黒部ダム以外の観光地は全く知りませんでした。
鱒ずしの叔父からは「富山はいいところだよ」と何度か聞いてはいましたが。
今回の記事を作成するにあたって改めて思ったのは、二日目はこんなに歩き回ってたのか!というのが率直な感想です。
朝にドラえもんに会ってから帰りの新幹線で鱒ずしを食べるまでが同じ一日とは思えません。
ボリュームがあり過ぎてモバイルページの表示速度を懸念し、一日の観光を二つの記事に分けたのは初めてであり、それだけ撮った写真の数も過去の旅行でもおそらくダントツです。
序盤の方は自転車が大活躍して時間効率よく周れたものの途中で手放すという最大の不覚もあったのですが。。
それだけ、こっちも行きたい!あっちも行きたい!というのを事前に試行錯誤してほとんど詰め込んで行った結果です。(言うほどそこまで慌ただしかった移動ではありませんが。)
そういった理由もあってか黒部峡谷を走るトロッコ列車、黒部ダムは断念せざるを得なかったのは仕方なかった半面、正直未練が残ってます。
ただ前向きに考えるとまた富山にいって今度こそ最優先でトロッコに乗ってやる!というリベンジに燃えています。
こちらも近い将来の旅行の候補に入れて置き、その時は「富山県4」、「富山県5」とこれでもかというくらい記事が作れるほどトロッコからの景色を掲載するつもりです。
もちろん、一日目に行った相倉合掌造り集落も厳かで大変素晴らしい場所でした。
トロッコに乗って集落の宿で泊まるという黄金コースが実現できたらもう最高ですね!
(かなり予約が厳しそうですが…。)
とにかく、大好きになった富山へはまた必ず行かせていただきます!
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