藤子・F・不二雄先生は私が一番尊敬する漫画家です
2012年9月ごろの話になりますが、念願だった「藤子不二雄ミュージアム(正式名称:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム)」の観光に行ってきました。
説明するまでもありませんが、藤子・F・不二雄先生はあの国民的人気作品「ドラえもん」の生みの親である漫画家です。
私はもちろん、実に多くの方が小さいころにドラえもんを始めとする藤子先生の漫画やアニメを見て育ってきたのではないでしょうか。
私の幼少時代は「ドラえもん」の他に、藤子A先生の作品も含め、「オバケのQ太郎」、「パーマン」、「忍者ハットリくん」、「怪物くん」、「プロゴルファー猿」など数多くの作品がゴールデンの時間帯でアニメ放送しており、夕飯時はいつも楽しみにしてました。
それから数年後に、まさか原作が大好きだった「キテレツ大百科」までもアニメ化されることになるとは思いもよらなかったです。
藤子先生はご自身が「創造」されたドラえもんのひみつ道具や未来都市の世界観など圧倒的な発想力はもちろん、友情や家族愛など幼き私に多大な影響と感動を与えてくれました。
どの作品も違った魅力があり、子供たちに様々な形で夢を与えてくれる藤子・F・不二雄先生を本当に尊敬しています。
ちなみに好きな作品はドラえもんはもちろん、キテレツ大百科、バケルくん、T・Pぼん、みきおとミキオです。
なお藤子不二雄先生は子供向けの明るく夢のある作品ばかりという印象がありますが、青年誌で短編なども描かれていたんですよね。
数年後の設定のオバQの話とか、心に残るセリフ(?)「ミートキューブの作り方はね…」とか見てると複雑な気持ちになり、これがあのドラえもんとかの藤子先生が描いてたのか!と驚くほどダークで鬱な展開の作品も多くあります。
短編集などブラックユーモア好きには堪らない作品の数々でこれはまた別の機会があればご紹介させていただきます。
この引き出しの広さもまた、藤子先生のすごいところだと思っています。
そういった強い思い入れがあり、藤子・F・不二雄先生の原画や資料が展示されてる博物館があるとなれば、私は行きたくてたまらなかったのです!
そしてタイミングがあい、日付を決めてチケットを購入して同じく藤子アニメで育った同い年の友人と行くことができました。
(※写真や展示物は2012年9月当時のものになります。現在は内容が一部異なってる場合があるかもしれません。)
東京都の自宅から電車に乗ること約40分。
JR南武線の登戸駅に到着しました!天気も非常にいい日でした。
駅を出ると、道には藤子先生の漫画のキャラクターのオブジェなどが展示されいました。
すでに藤子ワールドはここから始まってる!と実感できます。
駅から目的の藤子・F・不二雄ミュージアムまでは約10分間隔で送迎バス送迎が運んでくれます。
車体に描かれている別々の作品のキャラクターの夢の共演を見てるだけでテンションがあがりますね!
幼少期に「ドラQパーマン」という特別企画があったのを思い出しました。
別のバスはまた描かれてるキャラクターが若干違うようです。何種類あるのでしょうか??
本音は全パターンを見て見たかったですが、ミュージアムにも早く行きたかったので仕方ありません。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムとは
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは神奈川県川崎市にある漫画家の藤子・F・不二雄(藤本弘)の漫画の原画や資料などを展示する博物館です。
設立の経緯は藤子・F・不二雄先生の妻の正子さんから川崎市へ漫画や資料などの5万点を市民に広く公開したいという申し入れがあり、故郷の富山県高岡市ではなく、成年期から晩年まで住まれてた高崎市に建てられました。
入館には一日2000人までに制限し、「事前予約制」を導入し、ローソンのLoppiで日時指定でチケットが購入できます。
藤子・F・不二雄ミュージアムの施設情報
施設名 | 川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム(かわさきしふじこえふふじおみゅーじあむ) |
所在地 | 神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号 |
電話番号 | 0570-055-245(お問い合わせダイヤル) |
営業時間 | 午前10時00分~午後6時 |
藤子・F・不二雄先生は私が一番尊敬する漫画家です
<個人>
大人・大学生:1000円
高校・中学生:700円
子ども(4歳以上):500円
※3歳以下は無料
※日時指定による予約制
※チケットはローソンだけで購入可能
※施設情報、金額は全て2019年4月現在です
そして藤子不二雄ミュージアムに着きました!すごい行列です!
こちらでは一定の人数で区切っての時間差の入場となります。
まずは記念に写真をパチリ!いよいよ中に入ります!
藤子・F・不二雄ミュージアムの中では当時の原画が、資料が、キャラクターが!
ついに!藤子・F・不二雄ミュージアムの中へ!
…が、残念ながら館内の原画や資料は撮影NGですので写真は撮れませんでした…。
まあ博物館や美術館のような作品を展示している施設は当然ですね。
相当古い作品の原画や、自分でもみたことないキャラクターや作品がまだありました。
本当は一つ一つじっくり見たかったのですがさすがにそれだと時間がいくらあっても足りません。
藤子不二雄の歴史はそれだけ長く濃いものでした。
ちなみに館内にはカフェやショップもあります。
そしてその代わりといってはなんですが、屋外スペースではキャラクターのオブジェなどが展示され、撮影が可能でしたのでご紹介させていただきます。
緑地に囲まれた広いスペースに作品に関する展示物が点在しています。
ご存知、もしもボックスです。白がメインカラーとは意外でした!
でも漫画にはトーンが貼ってあったような…?
「もしも自分が出木杉くんだったら」というしょーもないことを考えてたり。
ドラえもんの欲しい道具の必ずベスト3に入る「どこでもドア」。
こちらはアニメのカラーそのままです。
QちゃんとOちゃんです。そういえば姿を消したり壁を通り抜けできたんですね。
気持ちよさそうに寝てるパーマンとブービー。
ドラミちゃんと出木杉くんです。
あるスペースではミュージアムのスタッフの方が水を地面に垂らしてドラえもんを描いてました。
見事なアート作品です!上に乗ってるのはチンプイでしょうか?
チンプイは見方によってはネズミぽいですがドラえもんは大丈夫なのでしょうか。
ピースケです。藤子先生だから生み出せた名キャラの一つですね。
思えば人間だけでなく、動物を始めとする生き物も藤子先生らしい愛着の持てるキャラクターばかりでした。
おお!きれいなジャイアン!でもきれいじゃないジャイアンも好きですよ。
とにかくここはすごい人気でした。
本当に大満足して帰路に着きました。おい、心の友よ、写真に入り込んでるぞ!
お土産のクッキーのパッケージは今でも捨てられずに保存しています。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの感想
小さいころに藤子先生の漫画やアニメを見て育った私にとって川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは終始ウキウキしっぱなしでした。
先生の好きな作品が多いほど楽しめますし、貴重な原画や資料などを見ることができます。
子供連れが多いとか気にせず、大人の方でも藤子作品が好きな方は是非、観光として行ってみてください。
実際、見た感じ3、40代くらいで友達同士で来てる方達も多く見かけました。
夢中になれる作品には大人も子供も関係ないですね!
※事前予約が必要で入場者数の制限がありますのでご注意ください。