今回の「新潟県3」では新潟旅行二日目の午後の観光をご案内いたします。
この日は午前中は村上周辺を観光し、お昼ごろに新潟方面へ戻る電車に乗りました。
辺り一面無数のせんべいに埋め尽くされた新潟せんべい王国
途中の新崎駅で降り、午後の最初の観光スポットへ向かいました。
最寄りの駅が新崎駅でしたが目的地はそこから徒歩15分と、わりと離れた場所にあるので景色を楽しみながらゆっくり向かいました。
徒歩15分といっても結構あります…。村上城跡の階段で体力を消耗してたのでしょうか(苦笑)。
そして長い道のりを経て、目的地である新潟せんべい王国に辿り着きました!
私は歳をとってもせんべいを食べ続ける父の影響でせんべいがより好きになってたので、ここに来るのが非常に楽しみでした。
新潟せんべい王国とは
新潟せんべい王国は新潟県新潟市北区にあり、人気せんべい「ばかうけ」を製造・販売する栗山米菓直営のおせんべいのテーマパークです。
中では実際に職人のせんべい作りをみたり自分で焼ける体験コーナーもあります。
また全国各地の限定品のせんべいが販売され、ばかうけはここでしか手に入らない限定品もあります。
新潟せんべい王国の施設情報
施設名 | 新潟せんべい王国(にいがたせんべいおうこく) |
所在地 |
新潟県新潟市北区新崎2661
|
電話番号 | 025-259-0161 |
営業時間 | 午前9時30分~午後5時 |
新潟せんべい王国の入場料金
無料
※施設情報、金額は全て2019年5月現在です
まず手前の工場に入ると「ばかうけ」や「星たべよ」の巨大なキャラクターが出迎えてくれました。
ちょっとしたプレゼント用にデコったおせんべいも展示されています。
自分で焼いて文字を書けて人に渡せるのです。
ガラス越しですが、実際にせんべいを焼いてるところも見学できます。
思ったよりも周りには十分なスペースを確保してるのですね。
当然、ここではお土産と自分で食べる為のせんべいを探したのですが…。
とにかく種類が多くて選ぶのが大変です!!
全く見たことない、ここでしか買えないような珍しい味付けのせんべいが多く、どれも食べてみたいです…。
そしてお土産に選んだのは…。本記事の最後で発表いたします。
そして奥のおみやげ屋にも入ってみます。
どちらかといえば先ほどの工場で販売されてたのは焼きせんべい中心でしたが、こちらは数種類ものばかうけが目立ちました。
私はばかうけが大好きなのですが、ここの中は全国各地限定品のばかうけがあるのです!
どれを買っていこうか少しずつ試食しまくって悩みに悩み、帰りの荷物のことも考えなければならず、二品だけ買いました。こちらも最後に発表します。
新潟に行くと友達に伝えたら、その場で調べてサラダホープを頼まれたのでこちらも買いました。
しっかりと「新潟限定」と書いてあり、新潟ではかなりポピュラーなおせんべいだそうです。
なんと敷地内には「ばかうけ稲荷」という神社もあります!
日頃の美味しいおせんべいに感謝の気持ちをこめてお参りしておきました。
おみくじを引いたり、絵馬を奉納することもできます。
そしてこの後は新潟駅に戻り、最後の目的地を目指します。
人間の知恵と努力の結晶の数々を展示した新潟県立自然科学館
新潟旅行、最後の観光場所は新潟駅からバスで約10分のところにある新潟県立自然科学館です。
新潟県立自然科学館とは
新潟県立自然科学館は新潟市中央区女池南にある県立の科学館です。
科学に対する興味を喚起できるように展示設計された本格な参加型、体験型の大型総合科学館であり、「自然の科学」、「生活の科学」、「不思議な広場」、「新潟県の移り変わり」の4つの分野に分けられ、自然科学を理解できるように設計されています。
館内は1階から3階、屋外展示場と屋上を見学することができ、追加料金でプラネタリウムも楽しめます。
新潟県立自然科学館の施設情報
施設名 | 新潟県立自然科学館(にいがたけんりつしぜんかがくかん) |
所在地 | 新潟市中央区女池南3-1-1 |
電話番号 | 025-283-3331 |
営業時間 | 午前9時30分~午後4時30分(曜日や時期により異なります) |
新潟県立自然科学館の入場料金
<個人>
大人:570円
小・中学生:100円※平日無料
<団体>(20名以上)
大人:460円
※団体割引は大人料金のみ適用
※プラネタリウム観覧も希望する場合
大人:+210円
小・中学生:+100円
※施設情報、金額は全て2019年5月現在です
先に屋外展示を見て周りました。
このヘリコプターは「こしかぜ2号」といい、新潟県警のヘリコプターとして活躍してました。
ちょっと小雨が降ってましたが晴れてる時は機内を見ることもできます。
この長さ21メートル、重量18の大迫力の巨大ロケットはレッドストーンロケットといい、1961年にアメリカが打ち上げたロケットの実物大の模型です。
いい意味で子供のおもちゃのようなメルヘン感のあるデザインの巨大な太陽の城。
この他にも多くの圧倒される展示品があり、花木園では様々な種類の植物を観察することもできます。
それでは中に入りたいと思います。
1階入り口付近は広いエントランスホールとなってて有料でプラネタリウムを見ることもできます。
こちらは江戸時代から明治時代中期に活躍した帆船です。
このように「新潟県の移り変わり」では、自然災害に悩まされたさまざまな産業を発展させてきた歴史に関わる展示品を見ることができます。
「自然の科学」は宇宙、地球、生物など自然界のしくみを大型模型で説明しています。
こちらのエリアは大きな恐竜たちによって白亜紀後期の様子が伝えられています。
本物を見たわけじゃないですけどすごい迫力でリアルですね…。
館内に堂々と立つこの高木はブナです。
こちらは風力発電のしくみです。
「生活の科学」のエリアは私達の日常生活を豊かにする科学技術のしくみや原理を知ることができます。
こちらは科学館の屋上にある太陽光集光機「ひまわり」によって太陽光発電させるしくみです。
他にも私たちの生活を支えるしくみは実にいろいろな設計や見たこともない機械によって造られ、支えらてることがわかりました。
これも原動機の一つです。人間は動力を生み出す機械に工夫を重ね、発明してきました。
「不思議な広場」では遊びの観点から創造性を養います。
鏡など人間の目の錯覚を利用した不思議なギミックが多く、とても楽しくこの辺りのエリアは子供たちがはしゃいでいました。
特に実際に自分で体感してわかるものが多いので是非、訪れてみてください。
そして屋上には展望台と天体観測室(イベント開催時のみ)もあります。
館内は非常に広く、多くの展示品で見て学んで体感できるので一日中かけてじっくり遊ぶことができます。
新潟県立自然科学館で充実した時間を過ごし、そしてついに新潟の地とお別れをすることになりました。
本当にまだまだ観光したかったです。
思えばこの日も富山旅行の二日目と同じくらい多くの場所を周り、非常に動きっぱなしでした。
新潟旅行の感想
新潟は東京からだと新幹線で2時間で一気に行ける観光場所でした。
今回の新潟旅行では佐渡島、村上、新崎、新潟を中心に周ってきましたが、やはり一日目の観光の新潟県1でもお伝えした通り、佐渡島に関してはとても広く、シビアにバスや時間のことも考えなくちゃならないので「佐渡旅行」に絞っていくことをおすすめします。
二日目の村上は古い町並みや歴史資料館、お城などが好きな方は是非訪れてください。
ただ、村上城跡に行くまでの長い階段を上るのはそれなりの覚悟が必要です(苦笑)。
そしておせんべい、ばかうけ好きには新潟せんべい王国は夢のような場所です!
とにかくばかうけの種類が多すぎて迷ってしまい、最後の自然科学博物館内の見学がやけに慌ただしくなってしまいました。
この自然科学博物館も不思議で面白い展示物が非常に多く、見学できる場所もかなり多いため、それこそ一日中見て回ることが可能です。
新潟旅行は一日目から色々トラブルもありましたが、フェリーから始まり、拘置支所、奉行所、武家屋敷、歴史資料館、城跡、せんべい王国、科学館など幅広いジャンルの観光ができたので非常に印象に強く満足できる旅行でした。
あと、ヒレカツ丼は最高です!新潟旅行の際は、是非、食べてみてください。
最後に買ってきたお土産をご覧ください。
ほとんどが新潟せんべい王国での買い物になりました。
こちらはピリッと故障の辛みのある黒こしょう味と甘いざらめにしその風味を合わせた上品な味わいのしそざらめ味のせんべいです。食べてみると意外にもしそざらめの方がはまってしまいました。
いずれも5枚入りで600円はなかなかの値段ですが、深みのある味わいは納得です。
そして数ある地域限定品のばかうけの中から悩みに悩んで選んだ2品は「牛炙り焼き風味」と「鮭冬葉風味」です。濃厚な肉のタレと磯の香りでいずれもインパクト抜群でおいしかったです。
気づけばせんべいが辛いのと甘いの、ばかうけが肉と魚、と真逆をチョイスしてたのが自分らしいです。
こちらが友人に頼まれたサラダホープ。
その後、友人へ渡しましたが、どういう食感か気になり、おいしそうだったのでその場でいくつか一緒に食べました。
そして最後は新潟のソウルフードといわれるイタリアン焼きそば。
大抵、旅行に行くと現地のラーメンを買うのですが、今回は見たこともない焼きそばをチョイスです。
焼うどんのような?焼きそばに甘いミートソースをかけるのですが、太い面によく絡み合ってとてもおいしかったです!
元号が令和になった2019年5月、最初の旅行記事は新潟旅行をお伝えします。 新潟へは3月に行ったばかりで平成最後の泊りがけの旅行となりました。 旅行中の2日間、3月16日と17日は天気予報でいずれも高い降水確率だったので雨に降られる[…]
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