今回は2006年5月のゴールデンウィークに行った大阪旅行です。
大阪へは3日の夜に東京駅から寝台列車銀河を利用し、4日の朝に大阪駅に到着しました。
※旅行写真は2006年5月当時のものです。現在とは一部異なる物も映ってる可能性があります。
あこがれの地、大阪へ!
大阪駅に到着しました。テレビでしか見たことない大阪の雰囲気をどっぷりと満喫するつもりでした!
ずっと東京で生まれ育った私としては関西、大阪はずっと関心があった場所だったのです。
多くの近代的なビルが立ち並ぶ中、日本風の屋根のある大きな建物が目につきました。
こちらは旧大阪新歌舞伎座の建物です。非常に大きいですね!
しかし老朽化の為、訪れた3年後の2009年6月に閉館され、劇場機能は上本町に移転されました。
なお跡地は結婚式場とホテルの複合施設「ホテルロイヤルクラシック大阪」が2019年秋にオープン予定となっています。
昭和の雰囲気を感じさせてくれる新世界へ
まずはなんば駅を経由して動物園前駅で降り、新世界の繁華街へと歩いて行きます。
新世界とは
新世界は大阪府大阪市浪速区恵美須東にある繁華街です。
1903年に開催された内国勧業博覧会で会場敷地となりました。
跡地は日露戦争中の陸軍が使用したのち、1909年に東側の約5万坪が大阪市によって天王寺公園となり、「大阪の新名所」というふれこみで「新世界」が誕生し、シンボルともいえる通天閣も開業しました。
ジャンジャン横丁など昭和レトロな街の雰囲気が注目を集め、ドラマのや映画のロケ地としても利用され、観光地として変貌しました。
なお通天閣の高さは2016年に避雷針が3メートルから8メートルのものに更新され、現在は108メートルです。
(※通天閣への最寄り駅は阪堺線、堺筋線の恵美須町駅です。)
新世界の施設情報
施設名 | 新世界(しんせかい) |
所在地 | 大阪府大阪市浪速区恵美須東1 |
電話番号 | 06-6634-3827 |
営業時間 | 店舗により異なります |
通天閣の入場料金
<個人>
大人(高校生以上):800円
中学生/小学生/幼児(5歳以上):400円
<団体>(20名以上)
大人:700円
中学生/小学生/幼児(5歳以上):300円
※障碍者手帳をお持ちの方は手帳を提示することで付添1名まで割引
※施設情報、金額は全て2019年7月現在です
私の幼いころは近所の商店街もこのような雰囲気でした。
古き良き昭和の下町の雰囲気が感じられる場所です。どことなくお酒の匂いも漂ってきてました。
通天閣へとまっすぐ続く道の周辺は派手な看板が多く、見てるだけで楽しく、串カツ屋などの飲食店や居酒屋が立ち並んでました。
大阪といえば幸運の神であるビリケンさんです。
新世界をただ歩いてるだけでは気が済まなくなりました!
少し昼食には早い時間帯でしたが、とあるお店に入って串カツを堪能!ソースの二度付け厳禁は理解してました!(ただの浅知恵です。)
通天閣のすぐ近くまで来ました。こうしたタワーが商店街の中にあるというのが意外に珍しいですね。
天王寺公園は大阪を代表する都市公園
その後新世界を後にし、徒歩で天王寺駅方面へ向かいました。
天王寺駅の近くには広大な天王寺公園があります。
天王寺公園とは
天王寺公園は大阪府大阪市天王寺区茶臼山町にある市立公園です。
第5回内国勧業博覧会の会場跡地の東側を公園として整備し、1909年に開園されました。
その後、1915年位は東京の上野、京都の岡崎に次いで国内3番目の大阪市天王寺動物園が、1936年には旧住友家本邸跡地に大阪市立美術館が開園され、庭園の慶沢園も開園されました。
芝生広場「てんしば」付近ではカフェやコンビニ、ランチを楽しめるレストランもあります。
また地下駐車場もあるので車でのアクセスも便利です。
天王寺公園の施設情報
施設名 | 天王寺公園(てんのうじこうえん) |
所在地 | 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町5-55 |
電話番号 | 06-6773-0860 |
営業時間 | 24時間営業(園内の施設はそれぞれ異なります) |
天王寺公園の入場料金
公園への入場は無料
動物園、美術館など一部園内の施設は有料
※施設情報、金額は全て2019年7月現在です
私は公園の南東に位置する天王寺ゲートから入場しました。
花で造られた動物が出迎えてくれました。子供が喜びそうです。
豊かな自然の中を散歩して園内の東側を中心に北へ進んでいきます。
こちらはゲートから最奥にある茶臼山と河底池です。
茶臼山は大阪冬の陣では徳川家康、夏の陣では真田幸村の本陣だったと言われています。
そして南へとゲート方面に戻ります。
こちらは園内東側の中央にある慶沢園です。住友家本邸の庭園として造られた林泉回遊式庭園になります。
素人目から見ても木々の配置バランスが非常に優雅で落ち着いた気持ちにさせてくれました。
こちらは大阪市立美術館です。1階、2階と地下展覧室がある大規模な美術館です。
当然、館内は撮影NGでした。
園内の西側半分は天王寺動物園になりライオンやコアラ、ホッキョクグマなどを見学できます。
申し訳ございませんがこの時は時間の都合で動物園は行けませんでした。
豊臣秀吉の居城となった大阪城
午後になり、ランチを済ませた後、大阪城公園駅で降りるとすぐに石垣やお堀が目に入ってきました。
少し歩いて大きな門をくぐります。
大阪城が見えて来ました!大阪に旅行なら絶対、行くと決めてました。
大阪城とは
大阪城(大坂城)は安土桃山時代に築き、江戸時代に修築された城です。
立地する台地の下は淀川の本流が流れ、天然の要塞とされていました。
1583年から1598年にかけて豊臣秀吉が築いたこの城は豊臣氏の居城であり本拠地でしたが、大坂夏の陣で豊臣氏の滅亡とともに焼失し遺構は埋没されてました。
現在地表にある大阪城の遺構は1620年から1629年にかけて徳川秀忠が修築を施した城です。
徳川政権は豊臣氏築造の数メートルもの高さに盛り土と縄張をして再建しました。
現在は江戸初期から後期にかけて建てられた櫓や門、蔵などが数棟現存し天守は鉄骨鉄筋コンクリートにより復元されたものです。
大阪城の施設情報
施設名 | 大阪城天守閣(おおさかじょうてんしゅかく) |
所在地 | 大阪府大阪市中央区大阪城1-1 |
電話番号 | 06-6941-3044 |
営業時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
大阪城の入場料金
<個人>
大人:600円
中学生以下:無料
※中学生は生徒手帳など要証明
<団体>(15名以上99人以下の場合)
大人:540円
小人:無料
※施設情報、金額は全て2019年7月現在です
お城はいくつも見てきましたが国内トップクラスの立派なお城でした。
この時はゴールデンウィークだったためか甲冑をつけた人達のイベントが催されてました。
城には巨大な大砲が配備されてます。
城の中は8階構造となっており、2階の「お城の情報コーナー」ではパネルで基礎知識を学んだり、レプリカの展示物を見学できます。
3階では豊臣秀吉の時代を中心に甲冑や復元された大坂城本丸の模型が展示されていました。
5階では大坂夏の陣の激戦を人形で再現されていました。非常に細かいところまで作り込まれてます。
そして最上階の8階展望台から大阪の町を見渡しました。
なんか天守から下を眺めると非常にいい気分ですね!
金の鯱もすぐ近くで見れました。
大阪城を出て、宿泊先のホテルの部屋についたのは午後16時前。
普段の旅行よりはすこし早い到着になりますが、この日の観光はまだ終わってません。
とりあえず夜まで休んで、夕食を食べに「あの街」を歩く為に体力の温存をしておきました。
賑やかでユニークな道頓堀の街並み
夜になり、向かったのは道頓堀です!
ある意味、一番大阪らしさを感じさせてくれるグルメの宝庫といっていい場所と思い、夕食はここで食べると決めてました!
道頓堀とは
道頓堀は大阪府大阪市中央区にある繁華街、町の名前です。
主に北側には飲食店が多く、道頓堀グリコサインやかに道楽本店、金龍ラーメンなど様々なインパクトある看板や建物で溢れています。
道頓堀の施設情報
施設名 | 道頓堀(どうとんぼり) |
所在地 | 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目9 |
電話番号 | 06-6211-4542 |
営業時間 | 店舗により異なります |
こちらはかに道楽の本店です!巨大な蟹の足がウネウネ動くのはなんか怖いです…。
飲食店のあるくいだおれビルの有名なマスコットキャラクターくいだおれ太郎です。
思ったよりも大きかったです。
この後2008年7月にお店が閉店されましたが、現在は少し離れたビルに移設されグッズ販売がされてるようです。
道頓堀のドン・キホーテも一味違って非常におめでたい看板のデザインです!
ここで我慢できず、本場・大阪のたこ焼きを食べました!
(お好み焼きとどちらにするか非常に迷いました。)
私が夕飯直前に口に入れることはほとんどありません。道頓堀の街の雰囲気が食欲を掻き立ててくれるのです!
ここにいたらいつもより食べなきゃだめだ!と。
賑やかな場所だけでなく川沿いの光景も非常に美しかったです。
ドーン、ドーン、ドーン!!の安田大サーカスのHIROの人形です。
これがもしクロちゃんだったら落書きとかされてるかも??
当時の道頓堀グリコサイン(江崎グリコの野外看板)です。
なんともインパクト抜群なタコさんはたこ焼きくくるの看板です。
派手で色鮮やかに染まった賑やかな町。どこを見回しても食べたくなる飲食店の数々。
本当に歩きながら迷いに迷ってチョイスした夕食は…。
ラーメン四天王さんの四天王味噌玉子ラーメンです!
たこ焼きで空腹をいくらか満たしてたとはいえ、それを忘れるほどのおいしさでした!
十分満喫できたのでホテルへと帰ります。
道頓堀といえば阪神が優勝したりすると嬉しくて川に飛び込むニュースをたまに見かけましたが、結構な高さでした。
なんじゃこりゃ??と言わずにはいられない石像です。
ちょっと回って食べて帰るだけのつもりがホテルを出てから帰るまで約二時間かかっちゃいました。
食べるのはもちろん、街並み、看板などどこを見回しても楽しい場所でした!
大阪旅行の二日目は次回にご紹介させていただきます!
今回は2006年5月の大坂旅行の二日目です。 大阪港の水族館へ 前日の道頓堀の散歩で思いのほか歩いたのでこの日は朝10時にホテルをチェックアウトしました。 いつもの旅行二日目では遅いスタートです。 まず最初の目的地を目指し、大阪[…]