今回はお正月におすすめの観光スポットとして東京都中央区の浜離宮恩賜庭園をご紹介させていただきます。
浜離宮へは2018年の1月2日に訪れ、庭園だけでなく鷹匠による放鷹術も見学できました。
(1月1日は休園日でした。)
浜離宮恩賜庭園は都会の高層ビルに囲まれた庭園
この日はお正月だったので車を止めることが困難と思い、両親とともにJR新橋駅で下車し徒歩で向かいました。
浜離宮恩賜庭園とは
東京都中央区にある浜離宮恩賜庭園は元は甲府藩下屋敷との庭園でしたが、徳川将軍の別邸「浜御殿」や宮内省管理の「離宮」を経て東京都に与えられ、都立公園として開放されました。
園内の塩入の池では東京湾からボラやハゼなどの魚が入り込んで生息しています。
浜離宮恩賜庭園の施設情報
施設名 | 浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん) |
所在地 | 東京都中央区浜離宮庭園1-1 |
電話番号 | 03-3541-0200 |
営業時間 | 午前9時~午後5時 ※入園は午後4時30分まで |
浜離宮恩賜庭園の入場料金
<個人>
一般:300円
65歳以上:150円
小学生以下及び都内在住、在学の中学生:無料
<団体>(20名以上)
一般:240円
65歳以上:120円
※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料
※施設情報、金額は全て2019年12月現在です
新橋から大手門橋を渡った入り口は庭園の北西に位置し、三百年の松と言われる場所には立派な木々が目に入ります。
非常に天気が良く、年明けから心地よい気分でした。
この辺りは日本初の迎賓館の延遼館跡になります。
周りを高層ビルに囲まれた都会のオアシスといったところです。
そして園内中央に位置するこちらが都内唯一の海水の池である潮入の池になります。
こうして見ると周りのビル群も庭園と違和感なく馴染んで見えます。
この池は冬にはキンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモなどの水鳥を見れます。
また東京湾の水門から水の出入りを調節し、ボラ、ハゼ、ウナギなどの海水魚が入り込んできます。
富士山が湖に反射して映る景色など見たことありますが、ビルでもまた違った美しい光景を生み出すものですね!
本当にここが慌ただしい都会の中にあるとは思えない心を落ち着かせて癒やすことができる場所です。
池の上にある建物は中島の御茶屋です。
園内には数カ所の御茶屋があり、歴代の将軍たちは食事をしたり鷹狩りの際の休憩所としても利用していました。
茶屋の中に入ってみます。
一定の人数で区切り、案内の方が庭園や茶屋の歴史を説明をしてくれました。
建物の柱の装飾の穴に日が射すことで壁に鳥の頭のような絵が描かれるところにちょっとした遊び心があります。
鷹を自在に操る鷹匠による伝統の放鷹術がお見事!
そして園内の内堀広場では鷹匠による鷹狩の技「放鷹術(ほうようじゅつ)」の実演が披露されてました。
お正月のイベントとして2020年も1月2日、3日と開催が予定されているようです。
(※毎年実施されているかは定かではありません。)
年配の方がリーダー各のようでしたが、20代前半くらいの若い方が多かったのが印象的でした。
それにしても黒いロングの独特の衣装が妙にカッコいいですね!
鷹て凶暴なイメージがありましたが、よく訓練されてるせいか大人しく出番を待ってました。
合図を出し、2人の鷹匠の腕から腕へ鷹が飛び移りました!
シャッターチャンスが難しいほど鷹の飛ぶ速さはとらえるのが困難でした。
非常に高速なのに止まる時は確実に狙った場所にピタ!と止まります。
他には獲物の小鳥を先に空に放ち、それを鷹に追わせて空中で捕獲させる技も見せてくれました。
こちらもうまく撮れずすみません…。
見るのに夢中になって「動画として」撮影することを忘れたのは不覚でした…。
鷹匠の実演が一通り終わると見物客から数人選んで最初に見せた鷹をキャッチする役を体験させてくれました。
立候補する人が思いのほか多く、(とくに女性)意外に怖がっている人はいないものですね…。
こうしえ見ると鷹も可愛いく思えます。
浜離宮恩賜庭園と放鷹術の感想
浜離宮恩賜庭園はアクセスが良く、ビルに囲まれた慌ただしい都会の中の癒しスポットとしておすすめの場所です。
園内は非常に広大で様々な景観が楽しめ、軽く和菓子を食べられる茶屋もあります。
放鷹術のイベントはたまたま見ることができましたが、失礼ながら行く前はまったく知りませんでした…。
なかなか見ることができない貴重な放鷹術を偶然見れたのはラッキーでしたし、緊張感あって非常に見応えのある演技の数々でした!
イベント情報などをチェックして機会があれば直に見に行ってはいかがでしょうか!