2020年のお正月は両親と埼玉県の川越市を観光してきました。
川越には東京から車で約1時間30分の距離で最初の目的地である川越氷川神社に到着した時は
この日が1月3日だったのもあり予想通りの混雑で神社指定の近くの無料駐車場は満員でした…。
仕方なく有料の駐車場を探しに神社の周りを運転したのですが、どこも満員…。
今までここまで車を止めることができなかった経験はなくどうするか本当に途方にくれましたが、神社と別方向を探そうと最初の無料駐車場を通った時に、なんとタイミングよく直前で無料駐車場から車がでてきました!
そこであわてて誘導してる係員に声をかけて中に入ることができたのです!
この時ばかりは本当に運が良かったと思いました。
約1500年の歴史がある川越氷川神社
神社付近に着いて車を止めるまで約20分、ようやく神社に入ることができました。
川越氷川神社とは
川越氷川神社は川越市にある神社です。
氷川神社がさいたま市の大宮区のほか複数存在する為、川越市の方は「川越氷川神社」と称されることもあります。
今から約1500年前の古墳時代に創建されたと伝えられ室町時代の1457年太田道真・道灌父子によって川越城が築城されて以来歴代城主により篤く崇敬されました。
お祀りしている五柱の神様(ご祭神)は縁結びの神様として有名で、パワースポットとして人気も高く敷地内には結婚式上の氷川会館もあります。
川越氷川神社の施設情報
施設名 | 川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ) |
所在地 | 埼玉県川越市宮下町2-11-3 |
電話番号 | 049-224-0589 |
営業時間 | 午前8時00分~午後5時 |
川越氷川神社の入場料金
無料
※施設情報、金額は全て2020年1月現在です
歴史ある神社と感じられる立派な鳥居です。
到着した時は装束を着た人が舞台の上から何やら物を参拝者に投げてました。
こちらは「福銭撒き」という行事で、授かると一年間福に恵まれるといわれています。
興味はありましたがとにかくすごい混雑で近寄ることができませんでした。
(遠方からズームして録りました。)
もちろん参拝するにも大行列です。
ようやく順番が来て無事に参拝を済ませました。
なおこの川越氷川神社では御朱印帳に印を押すことは執り行っていません。
代わりにお札を渡され自分で御朱印帳に貼り付ける形です。
川越氷川神社の境内は他にも見どころがあります。
こちらの大きな岩は戌岩(いぬいわ)で鼻先を神前に向けた戌に似てることから名づけられました。
なでると子宝に恵まれるそうです。
こちらの御神水は境内地下の水脈から汲み上げられた水で心身を清め邪神を祓うものとして尊ばれています。
自由に汲み取ることはできますが、飲用するには煮沸する必要があります。
こちらの小川では「人形(ひとがた)」とよばれる人間の形をした和紙を流すことで心身の穢れを祓う人形流しができます。
よく見ていただくと画像下に人形が流れていくのがわかっていただけると思います。
水が白くなってる原因が不明ですがとても神秘的に感じました。
なお川越氷川神社では喫煙所もありました。喫煙者の方にはありがたいですね!
ただ今後はどうかはわかりません…。
なお私達は拝殿正面の入り口から境内に入りましたが、入り口はこの大鳥居の方もあります。
蔵造りの街並みを歩ける川越一番商店街
川越と川越一番街商店街の蔵造りの街並みでその景観から小江戸といわれています。
こちらは川越氷川神社から徒歩10分くらいの距離にあります。
私はここに来たのが10年ぶりくらいですがこちらも氷川神社同様にすごい混雑でした。
川越一番街商店街とは
川越一番街商店街は蔵造りの建物が立ち並ぶ商店街で1792年に建てられた最も古い大沢家住宅は国の重要文化財に指定されています。
江戸時代に川越藩主松平信綱の町割りによって通りに店が向かい合う家並みができましたが、度重なる大火のため幕府がかわらぶきを奨励し、火事に強い建物として江戸の町で土蔵造りが流行しました。
それにより商業で江戸と結びつきが強かった川越でも蔵造りの商家が建つようになりました。
現在は川越大火後に建てられたものが30数錬残され、飲食店やお土産屋が並ぶ川越の人気観光スポットとなっています。
川越一番街商店街 蔵の街の施設情報
施設名 | 川越一番街商店街 蔵の街(かわごえいちばんがいしょうてんがい くらのまち) |
所在地 | 埼玉県川越市元町2丁目 |
電話番号 | 店舗による |
営業時間 | 店舗による |
川越一番街商店街 蔵の街の入場料金
無料(一部施設は有料)
※施設情報、金額は全て2020年1月現在です
この辺りは本当に江戸時代にタイムスリップした感覚を味わえます。
久々にここを訪れて、以前の三重旅行の時のおはらい町に雰囲気が似ている印象を受けました。
ソフトクリームなど手軽に食べ歩きできるものが人気でした。
川越の名物はさつまいもで材料として使用しているお菓子が非常に多かったです。
角を曲がると前方に高い建物が見えて来ました。
こちらの大きな櫓は「時の鐘」といい江戸時代の景観を受け継ぐ重要な歴史的遺産で川越のシンボルとなっています。
お店は飲食店だけではなく一部は有料施設もあります。
ちょっと気になったのが川越のトリックアート美術館「トリック3Dアート in COEDO」。
こちらでは不思議なトリックアートを体験できる施設です。
高齢の両親と一緒なので入場はしませんでしたが友達同士やカップル、子供連れの方達には楽しめそうですね。
ちなみ同じ通りにあったこのペンギンとパンダの大きなオブジェはなんだったのでしょうか…。
緑のパンダは初めて見ました。
そして最後は贅沢にうなぎを食べて帰ることにしました!
このお店の端にはお金の上にカメレオンが乗ってるなんともインパクト抜群のオブジェが飾られてました…。
川越観光の感想
川越の観光はじつに10年ぶりでした。
川越氷川神社や1500年の歴史ある神社というだけあって境内にも見どころが多く川越を代表する神社だと思います。
縁結びのパワースポットだけあって多くの若いカップルが目立ちました。
訪れたのがお正月だったというもあり、とにかく車で行く場合は駐車場を探すのが大変です(苦笑)。
と、思ったら公式ホームページにもきちんと
お正月期間、神社駐車場は大変混雑し、周辺道路も渋滞します。
お越しの際は公共交通機関のご利用にご協力ください。
との記載がありました…。
高齢の両親を連れて行ったのでこれは仕方なかったのです…。
もう一カ所の川越一番街商店街はお芋を使った色々なお菓子を食べながら蔵造りの街並みを歩ける素敵な場所です。
東京都内に住んでても1時間30分くらいで江戸時代の街並みを体験できるので機会があれば是非、訪れてみて下さい!
2020年、年明けから非常に充実した初観光を楽しめました。