人気番組「アメトーク」の2017年11月30日放送「岡山盛り上げよう芸人」を見た時、どうも岡山のいいところをアピールしつつも国内でも人気の高い北海道などと比較したりして自虐的な番組作りになっているように見えました。
オチとしてあえて引き合いに出した感じで…。
まあバラエティだし、より芸人の地元愛を引き出すためであり、それだからこそ盛り上げていこうという意図があったのかな、と思いますが。
蘇る岡山旅行の素晴らしかった記憶
私は結構本州は幅広く旅行に行ってます。
岡山県に関しては2004年5月のゴールデンウィークに行っており、今回の記事を書いてるのが2019年なのでもう15年ほど経過しているんですね…。
(岡山ってあの白壁があったところだよな?もっと番組で紹介してないいいところがあったと思うけど…)と、アメトークを見ててすごく気になり、当時の画像を探し出し紹介記事を作成しようと思いました。
するとやはり画像を見ていくと色々と素敵な思い出が蘇ってきます。
※写真は2004年5月ごろのものになります。当時と景色や情報が一部異なってる場合がございます。
岡山駅らから岡山城へ
当時は西村京太郎のトラベル・ミステリーという推理小説に最もハマってた時期であり、寝台列車に乗りたいというのもあり、あえて東京駅から夜間走行するブルートレイン、寝台急行列車「銀河」に乗り、朝方に新大阪に着きそこから在来線を利用して岡山駅に着きました。
駅前の広場には雪の結晶のようなフォルムの美しい噴水がありました。
市内には路面電車が通っていて主要場所のアクセスに利用されます。
それでは最初の観光地に向かいたいと思います。
まずは岡山駅から比較的近い岡山城へ向かいました。
蘇る岡山旅行の素晴らしかった記憶
岡山城は岡山県岡山市北区の烏城公園内にある国指定のお城で別名烏城(うじょう)、金烏城(きんうじょう)とも呼ばれています。
豊臣秀吉の指導の下、宇喜多直家が標高が数十メートルある丘が連なる土地に築城しました。
周りが丘に囲まれているため、時代ごとに要害として使用したと言われています。
⇒岡山城
岡山駅らから岡山城へ
施設名 | 岡山城(おかやまじょう) |
所在地 | 岡山県岡山市北区丸の内2-3-1 |
電話番号 | 086-225-2096(岡山城事務所) |
営業時間 | 午前9時00分~午後5時30分 |
岡山城とは
<個人>
大人:300円
小中学生:120円
<団体>(20名以上)
大人:240円
小人:100円
※施設情報、金額は全て2019年3月現在です
お城に近づく道程で既にここが現代であることを忘れてしまいそうになります。
それでは黒と金の高級感ある配色が威厳を感じさせてくれる岡山城の中に入りたいと思います。
岡山城天守閣は地階と1階のから6階の構造になります。
1階にはお土産やお食事処があり、6階は天守で他の階は展示室として岡山城の歴史やエピソードなどを展示品で紹介しています。
最上階の天守から岡山市内を見渡せます。
日本三名園のひとつ岡山後楽園
続いて向かったのは岡山城のあった烏城公園から旭川越しに見えてた後楽園です。
岡山城の施設情報
後楽園は岡山県岡山市北区にある日本庭園で日本三名園のひとつです。
江戸時代の初期に岡山藩主の池田綱政によって14年物年月をかけ1700年に造営されました。
総面積は133000平方メートルで東京ドームの約3倍にあたります。
岡山城の入場料金
施設名 | 岡山後楽園(おかやまこうらくえん) |
所在地 | 岡山市北区後楽園1-5(番地は公式より) |
電話番号 | 086-272-1148 |
営業時間 | 午前8時00分~午後5時(時期により異なります) |
日本三名園のひとつ岡山後楽園
<個人>
大人15歳~64歳(中・高校生をのぞく):400円
高校生以下:無料
※高校生の方は生徒手帳など証明できるもののご提示が必要です
シニア65歳~:140円
<団体>(20名以上)
大人15歳~64歳(中・高校生をのぞく):320円
高校生以下:無料
シニア65歳~:112円
※岡山城、岡山県立博物館との共通券あり
※施設情報、金額は全て2019年3月現在です
岡山城方面から月見橋を渡って入園するとすぐに廉池軒(れんちけん)があります。
戦災をまぬがれた数少ない建物です。そして池に映る松林がとても美しいです。
園内の一画には色とりどりの菜園がありました(2004年当時。)
現在は八橋(やつはし)を渡りながら花菖蒲畑(はなしょうぶばたけ)の色彩鮮やかな花の数々を楽しめます。
ここは庭園のほぼ中央に位置する沢の池です。
ゆっくりと周りを散歩するだけでも気持ちが癒されくるので、さすが14年の歳月をかけて完成したといわれる名園だけのことはあります。
園内南東では昭和31年に中国科学院の郭沫若(かくまつじゃく)氏から二羽のタンチョウが贈られ、以降も少しずつ増え続けています。
武家屋敷や商家が並ぶ備中高梁
続いて岡山から倉敷を経由して備中高梁駅へと到着しました。
ゴールデンウィークだったためか地元の商店街は静まりかえってます。
岡山後楽園とは
備中の中心地として栄え、日本一高い位置に現存する松山城をはじめ、武家屋敷、商家資料館など長い歴史を感じ射させる多くの文化遺産が点在する場所になります。
⇒備中高梁
岡山後楽園の施設情報
備中高梁駅から北へ徒歩10分ほどの距離にある高梁市郷土資料館は、明治時代に小学校本館とし使用されていました。
中には農家や商家の道具を中心に生活用品が展示されています。
多くの柱時計があります。ちなみ私は柱時計のボーンボーンという音が大好きです。
小さいころ過ごした家が昭和初期の頃の木造住宅でしたので…。
なんともおっかない表情の牛の模型です。農作業でも活躍してたようです。
見たこともない銘柄のタバコの数々も展示されてました。
続いて徒歩で向かったのは醤油製造で財を得た豪商の家を使用した高梁市商家資料館池上邸です。
※今回の岡山旅行の写真は全て2004年5月当時のものです。
高梁市商家資料館池上邸は2012年11月より無料旧休憩所として公開され、以前の商家資料館とは一部公開内容が異なってます。ご了承ください。
今では懐かしいレコードプレーヤー、蓄音機の数々です。
醤油製造に利用されていた作業場も残されていました。
次に武家屋敷に入りました。この辺りは古い街並みが続いてます。
備中高梁には「旧折井家」や「旧埴原家」など上級武士の屋敷があり、こちらは「旧折井家」になります。
中には模型人形とともに当時の生活の様子が表現されています。
そして駅に戻る途中、備中高梁で最後に残しておいた場所に向かうためお城のような階段を上っていきます。
その先にあるのは1339年足利尊氏が建立した頼久寺(らいきゅうじ)です。
後楽園ほどの規模はないものの、頼久寺内の庭園も非常に見事な景観で定評があります。
備中高梁は松山城まで行くならバスを利用した方がいいですが、今回ご紹介した場所は徒歩でもある程度いけるので情緒あふれる街並みや建物を散歩して廻る方がおすすめです。
宿泊先のある岡山へ戻る
岡山旅行の一日目を十分に満喫し、宿泊先のある岡山駅へと戻る途中、次の日に観光を予定している倉敷で下見のつもりで駅の外に出ました。5月だったせいか午後5時ごろでもまだ明るいです。
駅には鮮やかな花時計がありました。
その後岡山駅近くのホテルに宿泊。
旅行は各地を歩きまわるのはもちろん楽しいですが、その後ホテルでゆっくりして地元の番組やCMを見るのも好きです。
それでは二日目は倉敷を中心に紹介させていただきます。
2004年の5月のゴールデンウィークに行った岡山旅行の二日目。 その日は岡山市内を軽く散歩した後、倉敷に行くことにしました。 元々岡山旅行を計画してた時に、写真で見た倉敷の美観地区に是非行ってみたい、と思ったからです。 オリエント[…]