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外国人に人気のある東京の観光名所ベスト22

2020年の1月18日にテレビ朝日の「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団!」において
【外国人が訪れる意外な目的は? 江戸・東京の名所! 最新ベスト22】というテーマに基づいて放送されました。

 

この番組はタイトルの通り、旅行で日本を訪れた外国人の人気の高い東京の観光名所(地域や施設名)をベスト22のランキング形式で発表しました。

年間1400万人以上は訪れるといわれる外国人観光客の目的は観光だけではなく、趣味、飲食など様々です。

外国人にとって日本の文化のどういうところに魅力を感じ人気があるのか。

 

ここでは番組を見逃した方にベスト22を発表させていただき、本サイトでも詳しく紹介しているページも合わせてご覧ください!

ベスト22位~11位

【22位】浜離宮恩賜庭園「歴史ある大名庭園」

浜離宮恩賜庭園

浜離宮恩賜庭園は東京都中央区にある都立庭園です。
都会のど真ん中にあるとは思えない美しい景色が外国人に好評のようです。

なお毎年お正月には鷹を操る放鷹術を見ることができます。

 

 

【21位】表参道・南青山「焼き物が集まる街」

おしゃれで上品な印象があり若い女性に人気のあるエリアの表参道と南青山。

外国人も当然のように訪れるわけですが、意外にも興味があるのは美しい柄の皿などの和食器でした。
南青山の「骨董通り」は骨とう品や焼き物を扱うお店が増えたことにより、その界隈が名付けられました。

 

【20位】東京都庁「地上202mの絶景」

東京都庁

東京都の中でも特に「大都会」と感じさせられる新宿の高層ビル群。
その中に建つ東京都庁はお堅いイメージがありますが一般客も見学をすることができ、地上202mの高さから新宿、東京を見渡せます。

やはり東京の中心地で絶景を見れるというのが外国人に好まれるようです。

 

※2020年5月現在では新型コロナウィルスの感染防止の為、都庁展望室の見学は当面の間休室してきます。

 

【19位】千駄木「江戸の下町風情」

東京都文京区の千駄木は隣接する根津や谷中とともに歴史や文化を感じさせてくれるエリアです。

番組内では職人によるあめ細工の工程が披露され、はさみ一本で丁寧に動の形のあめを作っていました。
その可愛さ、クオリティの高さから外国人には大好評で、飼っている猫などモデルとなる写真を渡してオリジナルのあめを作ってもらうこともできます。

 

【18位】歌舞伎座「美しい所作が魅了」

歌舞伎座

外国人の観光客に根強い人気があり年々増加している日本の伝統芸能の歌舞伎。

基本的に一つの部は三~四幕上演されますが、その内の一幕だけを気軽に観劇できます。
歌舞伎そのものが外国人には珍しく感じ、男性が演じる女形の繊細なしぐさなど絶賛されていました。

 

【17位】日本橋「江戸文化の中心地」

日本橋

日本橋には三越本店やコレド室町などがあり買い物の名所として外国人が集まります。

中でもかつお節が人気があり、濃厚な出汁で旨味成分を引き出すこの和食は海外でも注目を浴びています。
日本橋は元祖の魚河岸があった場所の為、かつお節の他にも海苔や包丁専門店など魚関係の老舗のお店が多くあります。

 

【16位】豊洲市場「並んでも食べたい」

創業70年の老舗すし店の「寿司大」は築地市場から豊洲市場に移転してきました。
早朝5時30分からの開店にも関わらず連日大行列が作られ、そのうちの8割が外国人のようです。

寿司が好きな外国人は多いと思いましたが早朝から行列に並んででも食べたいというのは少し意外に感じました。

店長が英語、タイ語、広東語など多くの言語を話せ、相手に合わせた言葉で丁寧に説明する接客サービスも人気の理由です。

 

【15位】池袋「女性ファンの聖地」

池袋乙女ロード

埼玉県民が東武東上線や埼京線などに乗って東京観光に向かう際の玄関口となる池袋。
繁華街として栄えてますが近年は女性を中心としたアニメファンの聖地となってます。

秋葉原は男性のアニメファンのイメージが強いですが、池袋のサンシャイン60脇の通りは通称「乙女ロード」と呼ばれ、女性のアニメファンがアニメイトなどのアニメ関連グッズのお店に集中するようになりました。

日本は観光地としてだけでなく、マンガやアニメやゲームなどのオタク文化も海外から関心が高いですね。

 

【14位】東京駅「スイーツが充実!」

東京駅

東京駅は日本を代表するターミナル駅です。
地方からの東京観光や仕事での上京など、都内でトップレベルに利用される東京のシンボルといっていい駅です。

駅の地下には実に多くの飲食店が並び、中でも外国人にはスイーツ、とくに大福などの和菓子が人気あります。
豆大福などは見た目だけで味や食感が想像しやすいという理由で売れるようです。

 

【13位】かっぱ橋道具街「つい買いたくなる」

「かっぱ橋道具街」は浅草と上野に挟まれたエリアに調理グッズなどの専門が並んでる通りです。

外国人にとくに人気があったのがクッキーの抜き型で、ここにあるお菓子作りの専門店には抜型だけでも1400種類もあり、ビールジョッキや寿の文字などユニークな型もありますがやはり動物の型が人気が高かったです。

こうした場所を見つけて訪れる外国人のリサーチ力には驚きました。

 

【12位】高尾山「老舗グルメを絶景で」

標高599mの高尾山は外国人観光客の影響もあって年間登山客数が約315万人も訪れ、登山者数世界一位となっています。
都心(新宿)から電車でおよそ一時間で行くことができ、山頂から見れる雪化粧の富士山を目当てにされている方もいました。

そして下山の際は中腹にある「十一丁目茶屋」というお店であったかい蕎麦を食べながらテラスで絶景を楽しむことができ癒やされるそうです。

 

【11位】皇居「日本の歴史を感じる」

皇居

惜しくもベスト10入りをのがした第11位は皇居です。

2019年は元号が平成から令和に変わった年となり、即位の礼では各国の元首や王族が参列しました。
2020年には残念ながら新型コロナウィルスの影響で延期となってしまいましたが、東京オリンピックの開催が予定されていたのはご存知だと思います。(放送時は1月だったのでコロナ関連には一切触れていません。)

そうしたことで近年で世界から日本の首都である東京に急激に関心がが高まりました。
古い建物と自然が調和した皇居は外国人から見て一際日本の美しさを感じさせてくれる場所に思えるようです。

 

ベスト10位~4位

【10位】明治神宮「最新の博物館」

明治神宮

明治神宮は若者に人気のある原宿の近くにありながら閑静で神秘的な場所でパワースポットとしても有名です。

境内は広大な森の中にあり、創建100年を迎えたことを記念し2019年に「明治神宮ミュージアム」という博物館がオープンしました。
この博物館には明治天皇ゆかりの品、香櫓染御袍(こうろぜんのごほう)など重要な儀式の際に天皇陛下だけが着用する貴重な装束などが展示されてます。

 

【9位】原宿「常に新店がオープン」

原宿竹下通り

第9位も同じく原宿、特に駅のすぐ近くにある竹下通りは、日本の若者だけではなく外国人観光客が1日5千人も訪れるほどの定番の名所となっています。

やはりファッションだけでなくスイーツがお目当てでレインボー色したわたあめや串に真っ赤なイチゴ飴を刺したいちごあめロングなどカラフルでユニークなスイーツが多くインスタ映えとしてSNSなどに利用されています。

 

【8位】お台場「最先端アート体験」

お台場

レインボーブリッジやフジテレビがあるお台場は有名な商業エリアです。

現在はデジタルアート体験が人気あり「森ビルデジタルアートミュージアム」では国内外で活躍する日本のアート集団のチームラボが色鮮やかなデジタルアートを表現し幻想的な空間へと誘います。

470台を超えるプロジェクターで最新のデジタル技術を使うことによりセンサーが人の動きを認知しリアルタイムに映像を変化させたりなどその技術や魅力は世界中で話題となっています。

 

【7位】アメ横「活気あふれる商店街」

アメ横

御徒町から上野方面に続いてるアメヤ横丁(アメ横)。
こちらは約600メートルの道路に食品、衣類、雑貨など400件のお店を有する商店街です。

外国人の方はちょっと人が混雑するようなところは好まないと思いましたが、アメ横のスカジャンのお店に多く訪れます。
和風の刺繍が入った派手なスカジャンの数々が「ジャパニーズアート」と呼ばれるほどでした。

 

【6位】銀座「最強ショッピング街」

ginza

銀座は銀座和光や三越などの有名百貨店や海外の高級ブランド店が多く建ち並ぶ都内有数のショッピング街です。

中でも1日に2千人も殺到するのが意外にも「伊東屋」という大型文房具店で商品は14万点もあります。
文房具で人気があるのは筆ペンで、こちらにはインクに色がついてるカラー筆ペンなども販売してます。

筆圧の強弱で線の太さが変わるのが好まれ、文字だけでなく絵を描くことにも利用でき、インクに水性染料を使っているため水彩画のようなタッチが可能となります。

 

【5位】秋葉原電気街「新たなブームが!」

秋葉原

秋葉原は電化製品を中心に扱った店が集まる電気街にいつしかアニメ、ゲーム、アイドル関連のグッズを販売するお店が増えオタク文化の聖地となりました。

外国人の方はもちろんそれらの興味もありますが、昨今ではけん玉専門店に観光客が集まってきます。
海外ではけん玉(KENDAMA)が大ブームで欧米を中心に世界各地で大会が開かれるほどです。

秋葉原のけん玉専門店には日本製や外国製などカラフルなデザインでバリエーション豊富にそろってて世界中からけん玉プレイヤーが買いにきます。

けん玉は古くからある子供のおもちゃとですが、ネット上で公開されている動画では多くのプレイヤーがダンスを踊るようにけん玉を使ったパフォーマンスを披露し、その十人十色で無限の表現力が魅力あります。

こういう形で日本のおもちゃが海外で流行るのはなんか嬉しいですね。

 

【4位】東京スカイツリー「水族館も最高」

東京スカイツリー

2012年に東京の新たなシンボルとして開業された東京スカイツリー。
地上634メートルの高さはなんと東京タワーの倍近くもあります。

ただ番組でピックアップしたのは東京スカイツリータウン・ソラマチにある水族館でした。
この「すみだ水族館」は260種類、約7000点の生き物を展示して運が良ければ館内でオットセイの散歩を見ることができます。

一番の人気エリアは「東京大水槽」で小笠原諸島でしか生息しない魚を運んで館内に再現しています。

 

 

ベスト3位~1位

【3位】渋谷「センター街にレア物が」

渋谷ヒカリエ

国内で最も若者に人気のある街である渋谷。
「渋谷センター街」と駅からそこに向かう途中の「スクランブル交差点」は有名ですが、近年は再開発が進み「渋谷ヒカリエ」「渋谷スクランブルスクエア」など新商業ビルが続々とオープンしています。

そして外国人観光客が渋谷にくる理由の一つは渋谷センター街の周辺にあるアナログレコード店めぐりです。
現在、海外では70年~80年代の日本の音楽「シティ・ポップ」がYoutubeなどで知り爆発的な人気があるようです。

同年代の日本の若者でさえ知らない時代を海外の若者が曲を知っているのです。

 

【2位】浅草寺「おみやげ選びも楽しい」

asakusa

第2位に選ばれたのは都内最古のお寺・浅草寺がある浅草です。
浅草寺の仲見世通りや周辺には数多くの和菓子、雑貨などのお店が多いくお正月は特に賑わっています。

そして外国人がお土産に買う商品として人気が高かたのが手ぬぐいです。
力強さや繊細さ、鮮やかな色彩やタッチで描かれてる手ぬぐいの数々は外国人の目を強く引き付けています。

描かれてる絵は特殊な機械や仕掛けで染料を巧みに使い綺麗に染め上げる技術が必要でこの染色の技法は「注染(ちゅうせん)」と呼ばれ明治時代に開発されました。

何気なく使ってる手ぬぐいも一つ一つが職人の技術の結晶となっています。
なお購入された手ぬぐいは実際に使用するというよりはタペストリーのように壁に展示されている方もいるようです。

 

 

【1位】西新宿「買い物も絶品グルメも!」

そして、日本に訪れた外国人に人気が高かった名所の第1位は…西新宿でした!

 

西新宿は文字通り新宿の西側に位置し超高層ビルが数多く建っているエリアで第20位の東京都庁もあります。

日本人からすれば訪れたい観光場所として西新宿は「え?なんで?」と思われがちですが、周辺には大型家電量販店や昭和レトロの雰囲気が味わえ飲み食いができる「思い出横丁」などが人気で連日多くの外国人で賑わっています。

さらに西新宿には中古カメラ屋がたくさんあり、フィルムカメラを購入する為に訪れる外国人観光客も多いようです。
その理由として昔からヨドバシカメラがあった為、買い替える為に不要となったカメラの受け皿として中古店も時代とともに増加していったという経緯があります。

デジタルカメラではなく50年代や80年代に発売された日本のフィルムカメラに外国人の関心が高まるという事実があるというのは知りませんでした。

 

 

ベスト22は以上のとおりとなりましたがいかがでしたでしょうか?

番組内でベスト3を発表される前に実際のベスト3の他に候補として他に残ってたのは「東京タワー」「中野ブロードウェイ」「戸越銀座」「日暮里」などでしたが東京タワーはベスト22にすらなく1位が西新宿だったのは本当に意外でした。

西新宿は高層ビル群が聳え立つ「ザ・都会」という場所ですが私は新宿駅からこちらに歩いて勤務していたことがあったのでそこまで思い入れがないというか好きな印象はとくにありません(苦笑)。

もちろん、日本人が馴染みるある文化や景色と外国人から見た日本が大きくことなるからだと思います。

目的は単なる観光名所だけではなく、アニメグッズ、文房具、けん玉、手ぬぐい、中古カメラなどなど…。
日本でしか手に入らない、日本の伝統文化や生活用品などが目的で訪れる方が多く、外国人が新たなブームの火付け役になったというのもわかりました。

この番組は旅行好きな自分には新たな発見や大変興味をひくことが多く勉強にもなりました。

2020年5月現在の状況

この記事を書いた2020年5月現在は、2月ごろに中国の武漢から発生した新型コロナウィルスの感染の脅威に全世界が怯えている状況です。
渡航や帰国などで次々と広がり世界各地で感染者や死亡者が相次いでいます。
日本でもお笑いの志村けんさんなど何人もの方がウィルスの感染による肺炎で亡くなっています。

3ヶ月経っても終息の見通しがつかず、夏に予定されていた東京オリンピックも延期されることとなりました。

 

感染の予防としてマスクが必需品となりますが常に品薄状態で手に入りにくく、除菌用のアルコール液や、デマによりトイレットペーパー不足も懸念されなかなか買えない状態です。

感染の危険性が高まる人々が密集する映画館やコンサート会場だけでなく飲食店なども客足が極端に減り、経済が回らず次々と企業やお店が閉鎖していく状況で、緊急事態宣言の発令により「外出を自粛し自宅待機」という傾向が強くなり会社や学校も休みとなり不安な毎日が続いています。

今回発表した渋谷のスクランブル交差点や原宿の竹下通りは普段なら若者でいっぱいなのですが、ニュースの映像のスクランブル交差点付近はガラ―ンとして人が転々としててその見たこともない光景が異様に思えました。

 

そして旅行業界も最も被害を受けた業界の一つです。

観光地も日本各地からだけでなく世界中から訪れ人々が集中するので、次々と休みになってき旅館などの宿泊施設やお土産屋さんも客足が途絶え、閉鎖を余儀なくされたところもあります。

普段なら私は3月~5月に1、2回は旅行するのですが、2020年はこうした状況の中なので残念ながら自粛することにしました。

 

今現在も私も自宅待機をしている状態です。
世間では多くの方が事業を手放したり命を落とす危険で苦しい生活状況なので仕方がないことだとは思います。

ただ、本当に昨年(2019年)まで、当たり前のように休みのたびに両親と一緒にあちこちに観光にいっていた状況が信じられないです。

早く全世界で新型コロナウィルスが終息して以前のように色々な場所に旅行に行ったり、多く外国人の方が日本の景色や文化などを目の当たりにして「素晴らしい」と喜んでいただける日が戻ってるくことを願います。

 


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